新車BMW320i M Sport(G20)を車両本体価格から100万円以上値引く方法!

クルマ

皆さんこんにちは!アビスタです。

本日はクルマのお話。

わたくしが現在乗っている愛車はBMW320i Mスポーツのセダンなのですが、この車は2019年末にBMW正規ディーラーで新車で購入しました。

すでに購入して2年は経過しておりますがブログの題名にもあるように新車時に100万円超の値引きを引き出し購入しましたのでちょっと他の方よりは多く値引きできているかなと思いまして、その方法などを備忘も兼ねてここに残したいと思います。

なお、これは下取り車はありませんしパーツで値引くということもしていません。あくまで車両本体価格からのピュア100万円超値引きです。

これからBMWを新車で購入しようとしている方に少しでも参考になればと思います。

BMW3シリーズとはどのようなクルマなのか?

BMW3シリーズは、世界のスポーツセダンのベンチマークとして君臨するBMWを代表する主力セダンです。BMWには数値を頭に1~7と車種展開していて、奇数はスペシャリティ、偶数はスタンダードカーとしてのポジションを持っています。

たとば、1シリーズをエントリーとして、1・3・5・7はセダンを中心として数字が大きくなれば車格も大きくなり値段も上がる、といった構成です。

その中で3シリーズはスポーツセダンとして常に世界のメーカーから注目されているベンチマーク車のような位置付けでありFRセダンの物差しとして良く雑誌などにも引き合いに出されるクルマですね。

3シリーズのデビューは1975年の初代E21型。その後は1982年にE30、1990年にE36、1998年にE46、2005年にE90、2012年にF30と続き、7代目となる現行型G20は2019年にデビューしました。

2022年2月現在、3シリーズセダン(G20)のバリエーションは以下となります。

  • 318i Standard/M Sport
  • 320i Standard/Exclusive/M Sport
  • 320d xDrive Standard/M Sport
  • 330e M Sport
  • M340i xDrive

頭3の後に続く数値は排気量差(馬力差)を表しています。318iなら156馬力ですがM340になると387馬力です。。。もはや別次元のクルマですので同じ3シリーズとして括ることすら違和感ありますけどね;

そして”d”が付くのはディーゼルエンジン、”e”はプラグインハイブリッドを指します。

xDriveが付くのは4WD(四輪駆動)だと思ってください。

あとStandardとMsport の違いですがこれはエクステリア/インテリアのラインが異なりM Sportの方がよりスポーティな外観、タイヤ、インテリアとなっていて値段も少し上がります。特に外観のエアロパーツが違うので比較的若い方はM sportを好む傾向になるのではないかなと思います。

もちろんタイヤ径のインチアップを嫌ってStandardをあえて選ぶ方も一定数いるとディーラーに聞いたことがあります。Standardは16インチ、Mは18インチ。後者は足回りが相対的に硬くなるので好みが分かれそうですね。

Exclusiveは当時なかったのであまりよくわかりませんがおそらくラグジュアリー路線なのだと思います。。。

BMW320i M sportパッケージの特徴は?

私が2019年時点で購入した情報なので多少違うところあるかもしれませんがそこはご了承ください。Mスポ独自の装備は以下となります。

BMW320i M Sportパッケージ
  • エクステリア
    • Mエアロダイナミクス・パッケージ(いわゆるエアロ)
    • LEDフォグランプ
    • 18インチタイヤ
    • Mエクステリアバッジ
    • デュアルエキゾーストテールパイプ
  • インテリア
    • マルチファンクション Mスポーツ レザーステアリング
    • スポーツシート
    • アルカンタラシート
    • アルミニウムインテリアトリム/パールクロームハイライト
    • ドアシルプレート(Mロゴ付)
    • M専用リモートコントロールキー、など

特にMスポのおすすめは、エクステリアはエアロと18インチとMバッジ、ですね。エアロは絶対あった方がかっこいいし、18インチはホイールスペースにびっちり入ってて締まって見えます。そしてMバッジはMじゃないのにM3っぽく(?)見えるのがスキw

インテリアでおすすめは、アルカンタラシートですね、これは肌触りがとても気持ちいいのでぜひ一度お店で触れる機会あれば触ってみてください。

メーカーオプション/ディーラーオプションは何を付けた?金額は?

イノベーションパッケージ 228,000円
BMWレーザーライト
BMWヘッドアップ・ディスプレイ
BMWジェスチャーコントロール

これはジェスチャーコントロールを除いて絶対付けた方がよいオプションだと実感しています。まずレーザーライトですがこれは光軸を自動調整してくれる機能がついていたりハイビーム時に最大500m先まで照射してくれる優れモノなのですがなにより良いのがデイライトの光り方がカッコよくなる、です。

BMWレーザーライト装着車

街で同じG20とすれ違ってもこのレーザーライトがついているかどうか一目でわかるので(デイライトの光る範囲が違うから)、レーザーライトありだとちょっと優越感に勝手に浸れるのでオススメ。

ヘッドアップディスプレイは一度使うと戻れませんね。運転席前のフロントウィンドウにナビやら速度やら色んな情報が浮かび上がって表示できますので視線を動かさずに運転できて便利すぎる・・・絶対次のクルマもつけたいオプションです。

ジェスチャーコントロールははっきり言って使えません。最初は興味本位で指ぐるぐるジェスチャーしてボリュームコントロールとかしてましたけど、直接ノブ回した方が早いし確実。反応したりしなかったりで正直運転中には怖くてつかえないわ。アナログ操作が勝ちだね。

コンフォートパッケージ 117,000円
オートマチックトランクリッドオペレーション
ストレージパッケージ
パーキングアシストプラス

これはどれも使えるオプションでした。まずトランクのオートマですがこれは両手ふさがってるときに足をすっとリアのトランク下に出すと自動でトランクが開いたり閉じたりできるやつ。便利。たまに洗車時にホースに反応してあいてトランクに水が入って焦るけど(クルマロックしてればいいだけだけど)

次のストレージパッケージも使える。これはUSB TypeCソケットついてたり、収納ネットやらフックやらが地味に便利で日常使いとしてあると便利。てか標準装備でいいやんこれ。

最後のパーキングアシストプラスだけどこれも便利。モニタにクルマ回りの様子を3Dで見れてパークディスタンスコントロールもつくので今時のクルマは必須だと思う。

ガラスフィルム 60,500円

これは完全に趣味。後ろ3面ウィンドウをブラックフィルム貼って引き締まった感じにしています。車検は通るやつね。もちろん。

ブラックキドニーグリル 44,220円

これは人と被ったときの差別化グッズ。あと標準のグリルメッキがなんか安っぽくみえたのでブラックに変えました。ちなみに標準のキドニーグリル外したやつもらったので部屋の壁に飾ってます。オブジェとして使えるから無駄にはならない。

値引きを引き出させるには同じ車種で相見積もりを!

さて前置きが長くなりましたが値引きのポイントを紹介します。

まず値引きを引き出させるには競合他車を当てていくのがまず最初です。たとえば当時は日産スカイライン400R、トヨタカムリ、ベンツCクラスあたりをちらつかせて営業マンに揺さぶりをかけていました。とくにCクラスの名前を出すとちょっとぐらつきますね。

それでも当時まだ発売されたばかりのG20なので値引きはなかなか大きく引き出せませんでした。

そこで使ったのが、BMWディーラー2社で同じG20(オプションもほぼ同じ)を見積もらせてぶつける作戦です。これがとても効きました。

私が東京に住んでいるからできる技だと思いますが神奈川の某BMWディーラーと東京のBMWディーラーでそれぞれ見積を出してもらいました。当然販社が違う訳ですからどちらのディーラーも自分のところで買ってもらいたい訳ですよ。

同じ車種で競合させるともう差をつけるには金額しかないので、それぞれの営業マンのところに伺い、10万引き、20万引き、30万引き・・・とお互いの値引きをぶつけてさらに引き出させていきました。

次に出したカードは「600万切ったら即決する」のセリフでした。320iMスポの車両本体は定価で594万円でしたのでもろもろオプションやら諸費用入れたら700万円になっていたので実質100万値引きしたら即決だよ、というカードをちらつかせて二社を行ったり来たりしてましたw

価格交渉は短期決戦で決着させよう!

11月ぐらいに入って交渉を始めて最終的に12月頭で決めたと思う。1か月以内にすべて決着させた感じかな。

営業マンにちらつかせたのは年内登録完了、の期限感ですね。ディーラーの人は年内、年度内の登録を意識していますので12月末までの登録完了が間に合うギリギリの期限感で交渉していました。

なので交渉の詰め最後は年内登録ぎりぎりの12月1週目の週末デッドラインにそれぞれの営業マンと1時間ごとに電話交渉し「600切ったら君に決めるよ」口撃で双方にプレッシャーをかけてました。

そして最後は店長決済をとってきた東京のディーラーが一報を入れてくれたので、めでたく交渉終了、東京ディーラーに赴きハンコを押してきたって感じです。

ちなみに神奈川ディーラーは「100万円値引きはさすがに無理です。。。」と最後の反撃はなかったですね。

値引き額公開!注文書内訳も!

ということで最後に金額内訳公開します。

車名:BMW 320i M Sport 2019年モデル

  • 車両本体価格 5,940,000円
  • 値引き ▲1,015,974円
  • 店頭引渡価格 4,924,026円
  • オプション価格 608,294円
  • 諸費用等 311,900円
  • その他(ローン手数料) 72,243円

支払合計金額 5,916,463円

ではまた!アビスタでした!

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